6年生の冬休み中に、グレー君に「キミは自閉スペクトラム症だよ」って 私同伴で主治医から 告知してもらいました。
中学校から支援級に籍を置くように手続きをしている最中なんです。
一応は、私と担任の先生からの説得もあった為に支援級に籍を置くことを承諾したグレー君。
でも やっぱり「どうして自分は支援級に行くの?」という疑問を 私からは上手く説明できずにいた経緯を主治医に相談したところ、主治医から上手に告知するから大丈夫、って言って頂いたのでお願いすることにしました。
告知の内容は、
・自閉スペクトラム症です。
・ 症と付くからと言って、心配することはありま
せん。
・30人に一人はいます。学校全体なら1学年3クラ
スだから18人はいます。
・苦手なことと得意なことに差があります。
・苦手なことは訓練すれば、大丈夫。
・今までもみんなと同じように学校で過ごせたし、
これからも みんなと同じように進学したり就職
できたりします。
易しい言葉で、字や図を書きながら説明してくれました。
グレー君は、終始マバタキをしていました。
グレー君の気持ちを私は表現しきれません。どんなにビックリしたのか、悲しいのか、困ったのか。どこまで理解できたのか。
帰り道、
「一人で悩んじゃダメだよ」
「悩みはママや先生に必ず話してね」
荒れるんじゃないかと心配していたんだけど、なんだか逆にグレー君の顔は 落ち着いていました。安心したのかな? 穏やかな顔でした。
自分の苦手なとこが性格のせいじゃない、頑張りが足りないせいじゃない、って分かると自閉スペクトラム症だからだったんだ!って安心する人、多いと思います。
私もそうだったから。
グレー君もそうだといいな。
ただ、だからって開き直らないようにするって主治医が言っていました。私も同感です。
自閉スペクトラム症に限らず、
障害だから周りに助けられて当たり前!って思って甘えるだけの人には絶対になって欲しくないです。
普通の人と共存するための努力は一生続けないといけないです。自分のために。
普通の人だって、他人と共存するための努力はしているんだから同じことです。
助ける側の人のことも 理解できるような大きい人になって欲しいです。
私も頑張る!