バニラのキブン

アラフォー主婦です。わきがや発達障害など、悩んでることや日々の出来事を書いてます

虫たちの家

虫たちの家

虫たちの家

 

久しぶりに一気読みできました!

一気読みといいつつ、時間が限られているから3日かかりましたが。

2016年の作品です。表紙が素敵だったから図書館で借りてみました。

無職になった途端、本は買わずに借りるようになります。家にずっといるのも嫌だけど、行くとこないし(友達いない)、買い物は食料と生活用品だけだから。

むなしくなります。

実際あった事件がテーマになっています。

引きこもり主婦の私にも 引きこもりになるまでの事件がたくさんありました。

世間に知られていないし、刑事事件でもないから 彼女たちとは違うのだけど。

それでも 世間から離れてひっそり生きるしかないってところに共感します。

そして、生きているならどうしても世間と繋がらないといけなくて 葛藤するテントウムシに自分を重ねます。

距離を取りたいけど 常に監視されていることに気付くと 途端に居心地悪くなりますよね。嫌いなんじゃなく、ただ距離を取りたいだけなのに。

ありそうな日常に、あり得なそうな日常が潜んでいることに 興味津々でした。

最後、ちょっと複雑になり アホな私の頭は整理するのに少し時間がかかり、そこが唯一 残念だったかなーって思ったり。

あ、違う。

残念なのは私の頭だったわ。