久しぶりに一気読みできました!
一気読みといいつつ、時間が限られているから3日かかりましたが。
2016年の作品です。表紙が素敵だったから図書館で借りてみました。
無職になった途端、本は買わずに借りるようになります。家にずっといるのも嫌だけど、行くとこないし(友達いない)、買い物は食料と生活用品だけだから。
むなしくなります。
実際あった事件がテーマになっています。
引きこもり主婦の私にも 引きこもりになるまでの事件がたくさんありました。
世間に知られていないし、刑事事件でもないから 彼女たちとは違うのだけど。
それでも 世間から離れてひっそり生きるしかないってところに共感します。
そして、生きているならどうしても世間と繋がらないといけなくて 葛藤するテントウムシに自分を重ねます。
距離を取りたいけど 常に監視されていることに気付くと 途端に居心地悪くなりますよね。嫌いなんじゃなく、ただ距離を取りたいだけなのに。
ありそうな日常に、あり得なそうな日常が潜んでいることに 興味津々でした。
最後、ちょっと複雑になり アホな私の頭は整理するのに少し時間がかかり、そこが唯一 残念だったかなーって思ったり。
あ、違う。
残念なのは私の頭だったわ。