1回目の話し合い。
グレー君のウィスクフォーの結果を提出してから初めての話し合いは、校長と担任と支援コーディネーターと私の四人でしました。
緊張しました。
何を言われるのか、不安だったし。
緊張が酷くて始まるときには、自分の言いたいことはもう言えない予感がありました。
まず、お母さんの困っていることを聞かれました。それに、支援コーディネーターからアドバイスがありました。
次に担任から、グレー君の様子について教えてもらいました。
校長からは、学校では大丈夫そうだよ、と言われました。
ここまでは、やっぱりそうきたか!って思いました。病院で結果が出たのにまだ大丈夫なことにされるのは想定内でした。
お前らが大丈夫って思うかなんて私には全く興味なくてどうでもいい。わざわざ来たのに図書館で借りた本以上のアドバイスできないのかよ。
一番大事なのは、グレー君が大丈夫じゃない!ってことなんだ!
って思ったので、
「今の学校での成果は、すでにグレー君が実力以上に頑張ったうえでの成果だ。だからもっと頑張ればもっと良くなるって話ではないことを理解して欲しい。大丈夫に見えるからって大丈夫じゃないことを理解してくれないのか?せっかく病院に行ったのだから、支援は受けたいと希望している。私は今より将来を心配しているから今、支援を受けれる最後のチャンスだと思っているから」
ってことを、泣きそうになりながら涙声で必死に喋りました。
お母さん、頑張った。
支援コーディネーターは、「そこまで考えてるのなら支援は受けて良いと思う」と、言ってくれました。
校長は、「自閉スペクトラム症と言われたんだから支援は受けて良い。」
担任は首をかしげ続けてから
「けど、告知はしないんでしょう?」
と、のたまいました。
そこで、校長が空気読んで
「見学行って本人に決めさせたりすれば、告知しなくても大丈夫」な方向性で味方してくれました。
校長!話が分かる人だったんですね!誤解してました。ただの人たらしじゃないかと思ってたことを謝罪します。
ごめーん。
話し合いは2回、3回とあるみたいです。ふ、不安だわ。