バニラのキブン

アラフォー主婦です。わきがや発達障害など、悩んでることや日々の出来事を書いてます

ママと心理臨床家の400日、軽度発達障害の子の本を読みました。

最近は、発達障害の本ばかり読んでいます!

軽度発達障害児を育てる ママと心理臨床家の400日 五十嵐一枝   北大路書房

2010年に発売された本です。アスペママお得意の図書館で借りてきました。

図書館で発達障害の本を借りるときは、病気コーナーを探してました。読み尽くしたようです。ふと思い付きまして教育コーナー行ったら こちらのほうが大量にありました。

私が今、求めている実践編の本がまだまだありました。

今日読んだ本は、軽度発達障害の娘とお母さんの育児を心理臨床家の先生が追っていく日誌風の内容です。

ツーちゃんが知的障害のない自閉スペクトラム症(アスペルガー)の診断を受けたのは幼稚園の頃です。

小学校入学前、

実際入学してから、

高学年、

中学生‥。

一番大事な時期だから心配な時期ですよね。どうなるんだろう?普通学級に入れるかな、仲良くできるかな、不登校にならないかな。二人の戦いが続きました。

ツーちゃん(本人)の成長だけじゃなく、ツーちゃんが成長するにつれて「自分は障害がある?」って気付き葛藤して受け入れていく気持ちの揺れがよく理解できるように仕上がっています。

また、お母さんの正直な気持ちの揺れも先生とのメールから 読み取れます。

お母さんだからって、いつも菩薩のような広い心ではいられないし、時にはイライラしたり、訳もわからず不安になり消えたくなります。他の兄妹のこともありますし。

私は発達障害当事者の気持ちも分かるし、支援する側の気持ちも分かります。

二人の気持ちの流れを読んでいたら、私の気持ちを代弁してもらったように感じて嬉しくなりました。

こんなに正直に気持ちをぶつけてしまえる先生に出会えて羨ましいです。

発達障害児の小さいときから、高校入学までの長い期間を垣間見れる本は初めてです。地域によって違うことはありますが、参考になりました。

何よりお母さんが頑張っていて 励みになりました。我が子の症状を受け入れて決して放置しなかった。だからこその結果にたどり着いたし、私達親子もきっと!っていう希望がもてました!

私もぶれないで頑張らないとね。診断出てけらが戦いだった。

味方は一人でも作らないとね。

うん、うん。

だってさ、軽度だと支援して!って強く言わないと大丈夫なことにされちゃう。誰も気付いてくれないし。

当事者の気持ちと、支援するお母さんの気持ち、学校の対応の仕方など、気になるとこが分かりやすく書いてあります。

実話です。

発達障害(自閉スペクトラム症アスペルガー)を理解できていない人にも読んで欲しい本です。