発達障害に気づかない母親たち 星野仁彦(精神科医)
この本に書いてたこと。 グサッと私の豊満な胸に刺さったので紹介します。
カナリアという鳥はね…
ガス漏れ事故の現場で救急隊が連れていく鳥です。何故なら、カナリアは空気の異常にもっとも敏感な鳥だからです。
カナリアが元気なら、その現場に踏み込んでも大丈夫、という目安なのです。
母親が安心だと子どもも安心
子どもの心身症は、母親の精神衛生上の問題が大きく影響します。不安や鬱は感染症ではありませんが、うつるんです。
子どもの幸せは、母親の幸せから生まれます。母親の安心感が、子どもの安心感につながるからです。
では、母親を鬱にされるのは誰かというと、夫や姑など、裏に原因をつくる人がいるものです。結局は家族全体が病んでいるのだけれど、それが一番弱い子どものところに不登校や接触障害のような形で出てくるわけです。
思春期に心身症になった子どもたち
そういう子たちは、カナリアと同じくらい家庭内の空気に敏感な子だったということです。
賢い子だと、2歳くらいから母親の気持ちに共感して、一緒に辛くなっているのです。健気ですね。
子どもをカナリアにしないように、お母さんが幸せになってほしいのです。
※勝手に本文を省略したり、順番を替えたりして紹介しました。
アスペママもカナリアだった
アスペママの母親、姑に苛められ、夫に暴力ふるわれていた。
お陰で嫌な空気には敏感になりました。不快感で落ちつかなくなります。聞こえないふり、見えないふり、考えないふり、をするために妄想ばかりしてました。
絵を描いたり。
本を読んだり。
きっと両親共に、発達障害だったと思います。父はジャイアン型で母はのび太型。
ちなみに私は、のび太型。
我が子たちも たぶんのび太型。
この環境は普通の子なら、立ち回り上手な子に育つのかな?
グレーちゃんもグレー君もカナリア。
私がカナリアにさせてたね。
毎回、産後に調子崩すんです。だから、イライラしたり泣いてたりが酷くて。
毎晩、台所でブツブツ言いながらアルコールを摂取してました。そんな私を心配してくれるのは子どもだけ。
本にある通り、2歳くらいだともう母親の気持ちに寄り添いますね。そんな我が子たちの敏感で神経質な姿を見て、自分の小さい時を思い出し、「私みたいになってほしくないのに!」と、ますます不安になります。
挽回しなきゃ。
荷が重いけど、悩めるお母さんたちよ 頑張ろうね!
必ずお母さんたちの味方は要るからね。