わきがの匂いを知る
中学生のとき。
同じ学年に、におう女子がいました。可愛くて大人しい子でした。
わきがの香りは、それぞれです。例え方は人によりますが。大きく分けて3つです。
⚫お惣菜 ⚫鉛筆の削りカス ⚫腐ったタマネギ
彼女は、お惣菜の香りでした。彼女のにおいを嗅ぐとシュウマイを連想されました。だから、嫌いな匂いじゃなかったし気にしていませんでした。
どうして匂いがするか、不思議には思ってました。
ある日、彼女が不在のとき秘密の会議がありました。
放課後の教室で数人の女子と話をしただけですが、雰囲気としては、秘密の会議でした。
あの子臭いから、気を付けようねって話でした。
わきがって嫌われるんだ
その時初めて、あの匂いがわきが、と呼ばれるものだと知りました。
後日、激しく汗をかいた日でした。
こんなに汗をかいて臭くなかったか不安な日でした。不安で何度も脇の下をクンクンしたけど匂いませんでした。
帰宅後。お風呂の湯船の中で、わきがの彼女を思い出していました。
臭くない日もあるから、臭い日はきっといっぱい汗をかいてるんだろうな。
私みたいに…
!!!
なんだかその時、突如ひらめき私はお風呂を上がり、脱衣場に脱ぎ散らかした制服の脇の下を嗅ぎました。
制服の脇の下は、まだ充分に濡れていました。
クンクン…う? クンクン、クン…
!!!!! 確信しました。 わきがの彼女と同じ匂いでした。
あー、やっぱり。私も同じ匂いだ。
私、わきがなんだ。
みんな気付いてる?
忘れられない衝撃のときでした。
私はわきがなんだと気づいたのです。
普段は鼻が麻痺して分からない自分の匂いですが。お風呂で身体を洗ったあとに、鼻がリセットされたのでしょうか?
それとも制服に染み付いた汗の雑菌が乾き始めて繁殖し、匂い出したのでしょうか? 中学1年生の夏の終わり、初めて自分のわきが体質を自覚したのです。
自分がわきがだと思いたくない
思いたくないけど、思い知らないと対策ができないから 知らなくてはいけないことでした。
思いたくない理由は、嫌われたくないからです。
中学生ですもん。万人から好かれたいでしょう。
一人でも私を受け入れてくれる人がいればいいわ、なんて考えられません。
みんな友達、みんな仲良しって教育を受けていますしね。
自我が芽生える時期だし、恋もおしゃれも頑張るぞー‼ってときに わきがだという事実はキツいです。
相談できる内容でもないですしね。
アメリカわきが事情
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アメリカだと、学校でデオドラントを使用するように指導があります。
学校にデオドラント持って行くのは当たり前なんだって。
わきがっていうくくりはなく、体臭はあって当たり前なんだけどデオドラントしてないと やっぱり言われるみたいです。
エチケットとして許されないみたいです。
だからって、わきがを嫌うのではないっていう違いが日本には無いから理解が難しいですが。
体臭と香水をブレンドして楽しむって文化がアメリカにはあります。